岩国市・美和町物語
岩国市美和町(みわまち)は山口県の最西部、広島県との境界に位置し、標高200m前後の台地に広がる自然豊かな町です。
さて、
美和町もご多分に漏れず人口減少、北部では過疎化高齢化が深刻な問題となっています。しかし、広島市へ約70分、岩国市へ40分、大竹市へ30分と利便性もよく、魅力いっぱいの町でもあります。
今回はそんな美和町を紹介いたします。
美和町のゲートブリッジ
美和町へのアクセスは、廿日市方面から、錦川方面からなど大小8ヶ所のルートがありますが、ここ弥栄ダムにかかる弥栄大橋が一番大きな入り口で美和町へのゲートとなっています。
その弥栄大橋のたもとのバスストップです。古くはほとんどバスでの移動で、満員のバスが美和町から大竹駅、岩国駅へと運行されていました。
今では利用される人も少ないのですが、高齢者にとっては重要な地域の足となっています。
美和町の春
美和町の春は弥栄湖スポーツ公園の桜から始まりす。近隣では類をみない見事な桜が、通り過ぎる人々の目を楽しませ、休日には多くの家族連れなどで賑わいます。
桜のシーズンが終わると美和の山々は若葉の季節になります。淡い黄緑色の若葉の季節になると、忙しい田植えのシーズンとなり美和町は活気にあふれます。
白滝山
写真は美和町のシンボルとも言える白滝山です。標高は473mとそう高くない山ですが、片道約2時間と良い運動になります。
右から上り、左に下りるコースが安全でおすすめです。
白滝山頂上からの眺めです。大竹市方向を写していますが、花崗岩で形成される白滝山は大きな木が少なく見晴らしは抜群です。
白滝の名前の由来は「白滝姫伝説によるもの」「花崗岩の岩場が白い滝に見えるから」などと言われているようです。
美和町での食事はレイクプラザ1Fの「レストランやさか」さんが多く利用されています。レイクプラザは弥栄湖周辺の施設、グラウンドゴルフ、バス釣り、キャンプ場、テニスコート、運動公園などの管理棟です。
そして現在の美和町の中心地的存在は県道沿いになります。ここにはハーモニー美和、高校、スーパー、ホームセンター、スタンド、コンビニ、ふるさと市場などが点在しています。
鮎谷の風景、
鮎谷には美和中学校や美和西小学校、旧役場、病院などがあり、美和町出身の方には懐かしい場所です。
中学校への道を歩いてみました。中学時代通った懐かしい路ですが、生徒数はかなり少なくなっています。皆さんぜひ美和町にお帰へりください。
高原の風景
そして美和町の最北部太田原地区、ここは標高600m前後の高原の集落です。
美和町は取り入れの季節になります。黄金色に輝く稲穂の風景は農村がもっとも活気にあふれます。遠くに見えるのは生見八幡宮もうすぐ秋祭りです。
その生見八幡様にお参りしました。
美和町では大きな神社で、子供時代に母に連れられて賑やかな秋祭りに来たことが思い出されます。
やがて美和の山々は赤く染まります。一年の終わりはいつもこの華やかな風景で終わりますが、また来年の風景が楽しみに思えます。(阿賀の紅葉)
美和町二ツ野地区の白羽神社に伝わる「山代白羽神楽団」さんです。山口県無形民俗文化財に指定されており、毎年秋(11月初め)には夜神楽が開催されています。
毎年10月に行われている美和町最大のイベント「サンチャロウ」です。
そして、
美和町ご出身の方には故郷美和を思い出していただければ幸いです。
Hirokane